高温・スケール・大型ワーク。鉄鋼特有の過酷環境でも品種横断のAI検査を実現する。
鉄鋼業は品種数こそ他業界に比べて少ない(数十~百品種程度)ものの、検査対象のサイズが大きく、製造環境が過酷(高温・粉塵・スケール)なため、外観検査の自動化難易度が極めて高い業界です。
| 製品 | 代表的な不良 | 検査環境の課題 |
|---|---|---|
| 熱延鋼板 | 表面疵・スケール残り・ロール傷 | 高温(200~600℃)・搬送速度600m/min |
| 冷延鋼板 | 圧延傷・酸洗ムラ・錆 | 高速搬送・光沢面の反射制御 |
| H形鋼 | 寸法不良・曲がり・表面キズ | 大型ワーク(長さ12m+)・3D形状 |
| 電極 | クラック・チッピング・寸法不良 | 黒色表面のコントラスト不足 |
| 鋼管 | 外面疵・溶接ビード不良・偏肉 | 円筒形の全周検査 |
鉄鋼の多品種検査を自動化したい方
無料サンプル検証を依頼する →鋼板・形鋼のような大型ワークでは、エリアスキャンカメラではなくラインスキャンカメラを使用します。搬送方向に連続撮像し、長尺ワークの全面を高解像度で検査します。H形鋼のようなの3D形状にはレーザー変位センサーを併用します。
鉄鋼の欠陥パターン(疵・スケール・ロール傷・酸洗ムラ等)は、品種(鋼種)が変わっても共通するものが多いです。Nsightでは品種横断の欠陥分類AIモデルを構築し、新しい鋼種が追加されても再学習なし(またはごく少量の追加学習)で対応します。
Nsightは元キーエンス画像処理部門のエンジニアが装置設計を行います。高温環境での冷却筐体設計、粉塵対策のエアパージ、振動対策の防振マウントなど、鉄鋼特有の環境対策を熟知しています。
Nsightは鉄鋼業界での導入実績があります。合同製鐵(H形鋼のレーザーセンサーデモ)、大同特殊鋼など、大手鉄鋼メーカーとの協業を進めています。
詳しくは 鉄鋼業界のAI外観検査 もご覧ください。
| 指標 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 表面疵見逃し率 | 5-10% | 1%以下 |
| 検査員 | 2名/シフト×3シフト=6名 | 1名/シフト×3シフト=3名 |
| 鋼種切替 | 手動パラメータ変更 | PLC連携で自動切替 |
| 検査データ | 紙の検査記録 | 自動ログ+ダッシュボード |
鉄鋼業の多品種外観検査は、高温・大型・高速という過酷な条件下で品種横断の欠陥検出を実現する必要があります。ラインスキャンカメラ+レーザーセンサー+品種横断AIモデルの組み合わせで、鋼種追加時の再学習コストを最小化します。
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