OEM化粧品メーカーは1ラインで数十~数百品種を生産。品種切替のたびに検査が止まる課題を、VLM×AIで解決する。
化粧品業界はOEM生産が主流であり、1つの製造ラインで数十~数百の品種(SKU)を生産します。容器の形状・色・サイズ、ラベルのデザイン・印字内容が品種ごとに異なるため、外観検査の設定変更が頻繁に発生します。
| 検査項目 | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| 容器外観 | キズ・凹み・汚れ・成形不良 | 中(透明・半透明容器は高難度) |
| ラベル検査 | 位置ズレ・シワ・印字内容の正誤 | 高(多品種で印字パターンが多い) |
| 異品種検出 | 違う品種の容器・キャップの混入 | 高(形状が類似する品種が多い) |
| 液量・充填 | 充填量の過不足・気泡混入 | 中(透明容器はバックライト活用) |
| キャップ検査 | 閉め忘れ・斜め締め・キャップ色違い | 低~中 |
化粧品OEMでは、異品種混入(間違った品種の容器やキャップが混入)が最も深刻な品質事故です。形状が類似する品種が多いため、目視検査では見逃しやすく、クレーム・回収に直結します。
実例:ある化粧品OEMメーカー(品種数200以上)では、月2~3件の異品種混入が発生。1件あたりの回収コストは50万~200万円。年間で約2,000万円のロスが発生していた。
化粧品の多品種検査を自動化したい方
無料サンプル検証を依頼する →化粧品のラベル検査は、多品種対応でVLMが最も威力を発揮する領域です。VLMは画像内の文字を直接読み取り、マスターデータと照合します。品種ごとのOCRテンプレート設定が不要なため、品種数が増えてもコストが変わりません。
VLMは容器の形状・色・キャップの組み合わせから品種を自動識別します。PLCからの品種信号と照合し、異品種混入を即座に検出・排出します。
容器のキズ・凹み・汚れは、ルールベース(閾値検査)と従来AI(Deep Learning)のハイブリッドで検出します。透明・半透明容器にはバックライト照明を使い、欠陥のコントラストを最大化します。
化粧品の外観検査で最も重要なのは照明です。Nsightは元キーエンス画像処理部門のエンジニアが照明設計を行います。
| 検査対象 | 推奨照明 | 理由 |
|---|---|---|
| 透明容器のキズ | バックライト+暗視野 | キズ部分が光って見える |
| 不透明容器の凹み | ローアングル照明 | 凹みの影が出る |
| ラベルの印字 | 同軸落射照明 | 均一照明でOCR精度向上 |
| キャップの色 | リング照明(白色LED) | 色再現性が高い |
| 指標 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 異品種混入 | 月2-3件 | 0件 |
| ラベル印字ミス流出 | 月1-2件 | 0件 |
| 検査員 | 4名体制(2ライン) | 1名(モニタリング) |
| 品種切替時間 | 10分/回 | 自動(0秒) |
| 年間品質コスト削減 | — | 約2,500万円 |
Nsightは化粧品業界での導入実績が豊富です。戦略パートナーであるLUCOSMETICS社を通じて、大手化粧品OEMメーカーへの導入を進めています。
詳しくは 化粧品・食品工場のAI検査 失敗と成功事例 もご覧ください。
化粧品の多品種外観検査は、異品種混入・ラベル印字・容器外観の3つを同時に解決する必要があります。VLM×AIハイブリッドにより、品種ごとの再学習不要・品種切替ゼロ・異品種混入ゼロを実現します。
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